国税庁 確定申告書等作成コーナー始動

2020年の確定申告期間はいつから?

年が明け、
仕事始めに年末調整の電子申告。
やれやれ終わった、
と思えば所得税確定申告の繁忙期がもうそこまできています。

個人が納付する税金・所得税。
所得税の計算期間は暦年です。
暦(こよみ)通り、
1月1日から数える1年で12月31日まで。

この1年に得た収入に対する税金を確定させ申告する確定申告。
今年は確定申告の開始時期や申告期限が土日と被っているため、
例年と少し受付期間が異なります。

申告・納付はセットでお忘れなく!

ちなみに還付申告は1月1日から受け付けてもらえます。

国税庁HP VS 専用税務ソフト(私見)

年末年始の休みを利用して、
自身の申告を始めよう!と
机に向かいましたが、
2020年の国税庁確定申告書作成コーナーは1月6日のリリース、
残念。
ということで年始は書類の整理・集計に徹しました。

そして、
昨日早速数字を打ち込みました。

自身の確定申告は勤務時代からずっと国税庁の作成コーナーを使用。
職場の専用ソフトを使ってデータが残ることを避けたかったのが一番の理由です。
(作成したデータも電子申告の履歴も)

何社かの所得税の申告ソフトを業務で利用しましたが、
国税庁のソフトはなかなか優秀。
(無料ですし。)

見た目も好みです。


携帯電話のアプリ等には、
デザイン性が高く、
初めてダウンロードしても触ってみるとなんとなく使えるよう、
初心者、初見者にも優しい作りのものが多くあります。

一方で専用ソフトは、
見た目が 古臭く レトロで
どこに数字を入力すれば良いのか、
どこからどこに数字が飛んでいるのか、
1年に1度使うソフトである故に毎年出だしから悪戦苦闘。

国税庁のものは前者寄りです。
ダウンロードしたアプリを触る感覚で初心者でも比較的スイスイと入力できます。

入力は最小限

専用機では入力欄が多くあり、
全て入力しなければいけないのか?
と慣れていない場合は訳がわからなくなってしまいます。

ですが、
国税庁の申告コーナーでは入力箇所は最小限。
納税者が自力で作成することを考えた作りとなっているため、
多少省略した入力内容であっても次に進むことができます。

例えば、ふるさと納税。
さすがお国のシステムということもあって、
自治体の県・市を選択すれば、
自動的に役所の住所が入力されます。

また、
「寄付先が多い場合のは?」というリンクが入力欄そばについているため、
これだけ入力するのは面倒!と思ってもワンクリック。
その入力方法に従えば比較的簡単に入力することができます。

本当にこれでいいの?
と思ってしまうこともありますが、
国税庁システムがそれで良いというならそれで良いのでしょう。

また、
作成したデータを保存しておけば、
翌年以降、
氏名・住所・生年月日等の個人情報はもちろんのこと、
源泉徴収票の勤務先やその住所を入力せずに金額だけの入力で済ますことができます。

専用機では当たり前の機能であっても、
無料提供の国税庁ソフトにあまり期待をしていなかったため、
こんなことすら驚きでした。

もちろん、
専用機には専用機なりの強みもあります。
管理資料や前年度比較、
年末調整や他ソフトとの連動などはこちらに利がありますね。

結局、
毎年どちらも使いながら最も効率よい入力方法や繁忙期の過ごし方を模索しています。
今年も然り。

♦︎編集後記♦︎
季節には季節のものを。
今日は七草。
本当は七草を買って帰りたかったんですが、
七草粥を買いに行きます。