コロナ禍のマラソン事情

コロナ禍とオンラインマラソン

昨年の三田国際マスターズマラソンを最後に、
現地に赴きその土地を走ることが出来る「リアル」なマラソン大会から遠ざかってしまいました。

日本のどこかで「リアル」なマラソン大会が少しずつ開催されてきている中、
私が参加するマラソンは専ら「オンラインマラソン」。

毎年、9月ごろからマラソンシーズンが始まり、
本番とする目的の大会に向けトレーニングを積むところ、
今年は何の大会も開催されませんでした。

ピンチをチャンスに!

これまで「リアルな大会」を開催していた地方が新たに模索した方法が
「オンラインマラソン」なのです。

「オンラインマラソン」とは
〇指定された期間(10日間、2週間、1か月 など)
〇指定された距離(21.0975キロメートル、42.195キロメートル など)
〇指定された方法(1回走り切り、数回に分けて など)
主にこの3つのルールの中で走ることを楽しむイベントです。

走った時間や距離などは
GPS機能を備えた時計や携帯アプリをダウンロードすることで計測してくれます。
そのデータを大会本部に送り、
記録を管理・認定してもらいます。

オンラインマラソン参加履歴

〇オホーツク網走マラソン2020
〇山形まるごとマラソン2020
〇交野マラソン2020
〇富士山マラソン2020
〇奈良マラソン2020
〇絆2020 ON-LINE NAHAマラソン  現在 走行中
〇おんらいん京都マラソン2021 エントリー済み

これだけ見てみると、
見事に日本の北から南までエントリーしているものだなと感じます。

なかなか、
遠方の大会にはエントリーが出来ない中、
オンラインとはいえ、
「北海道」や「沖縄」といった大会に自分が参加できるだけで
とてもワクワクします!

オンラインマラソン こんなところがいいところ

〇走ることへのモチベーションUp
 大会がなく、ランニング仲間との練習会もない中、
 今日は走るぞ!という意志は自分だけの中から引き出す必要があります。
 一定の期間にこの距離を走る!という縛りは
 背中を大きく押してくれます。


〇参加料はリーズナブル

 フルマラソンであれば10,000円~20,000円の参加料がかかるところ、
 オンラインマラソンであればハーフは2,000円から、
 フルであれば4,000円ほどで参加できます。


〇地域の特産品がもらえるかも!?

 オホーツク網走マラソンでは流氷飴を、
 山形まるごとまらそんではつや姫というお米をもらいました。
 また完走賞として山形地酒飲み比べセットをいただきました。


〇見たことのない記録がもらえます。

何回かに分けて走った記録を1本にしてもらえるため、
 夢のサブ4が記録上は達成!

〇走った気になれるフィニッシャームービー
 完走後、
 自身の記録を送信すると、
 そのマラソン大会で仮にその記録で走ることが出来たとした場合、
 何時に何キロ地点でこんな景色が見ることが出来ますよ、
 といったような動画が送られてきます。
 この動画には自分自身の写真をはめ込むことが出来るため、
 オリジナルのプレーバック動画を作成することが出来ます。

オンラインマラソン ちょっと残念なところ

〇所詮走ることができるのは地元
 開催地を走ることが出来ないため、
 普段の練習コースでの実走となります。
 信号で私の場合、信号で中断されることも多いため、
 大会、といった感覚からは遠く感じます。

〇走り切り大会は過酷
 オンラインマラソンには指定距離を何回かに分けて走る大会と
 1回に指定距離を走らなければいけない大会に分かれます。
 沿道の応援が40キロ超える距離を走らせるといっても過言ではないところ、
 独りで指定距離を走り切るのは大変過酷です。

〇順位やタイムに対する目標が見えない
 オンラインマラソンは開催日から指定距離を走った順に順位が付されます。
 土日にまとめて走ろうと平日に全く走らないと、
 自分の順位はほぼ最下位、、、
 といったことになってしまいます。

【編集後記】
週末に世界遺産検定2級を受けてきました。
出身学部が文学部文化歴史学科西洋史専攻。
それらしい勉強も久しぶりにやってみようかな、、、
からの取得です。

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