課税取引金額計算表を作成しましょう

キーボードはトリリンガル

キーボードを見ずにタイプするブラインドタッチ。
会計業界で仕事するには必須中の必須スキル。

使用する会計ソフトや税務ソフトによっては
特有のショートカットが存在するため、
よく使うキー位置は知らず知らずのうちに指に刻み込まれます。

最近自分の中で問題になっているのがキーボード問題。

これまで→対応OSがWin、Dellキーボード
現在  →対応OSがMac
現在2 →対応OSがWin、JDL専用キーボード

ここ最近で3種類のキーボードを使用。
単なる変換や半角入力、
CtrlやAlt位置もそれぞれ全く異なるため、
思う通りに作業が進まない、、、

単純な入力作業が思うように進まないと
なんと煩わしく感じるのでしょう!!

ということで、
本日「現在2」を解消すべくキーボードを購入。

今、この投稿を入力するために初めて使用していますが、
知らず知らずのうちに指が「現在2」のキーボード位置を探している、、、

一度身についた習慣は恐ろしい

消費税確定申告、作り始める前に確認!

国税庁から消費税の確定申告書を作成。
スタートボタンを押したかと思うと出てくるのが

!消費税の申告を行う方は、ご一読願います。

申告書を作成する際、「区分経理をした帳簿」が必要になります。

 令和元年10月から「酒類・外食を除く飲食料品」及び「週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)」の譲渡を対象に消費税の軽減税率制度が始まりました。
 軽減税率対象の取引がある場合、確定申告にあたっては、区分経理をした帳簿(※)が必要になります。
※ 区分経理をした帳簿とは、令和元年9月30日以前の税率と令和元年10月1日以降の軽減税率8%と標準税率10%を区分して記帳した帳簿のことです。

国税庁確定申告書作成コーナー 消費税より

少し長い注書ですが、
つまり、
「区分経理をした帳簿」はありますか??ということ。

最初にこのように確認メッセージが出てきます。
作成開始ボタンからさらに進むと、
必須選択として

全ての取引について税率ごとに区分できますか?

また聞かれます。

課税取引金額計算表を準備

秋からお客様に消費税の区分経理を説明しました。
「「軽」って書くだけでしょ?」

これまで手書きで帳簿を作成されていた方に
「今後手書きでの作成はかなり難しいですよ、
ソフトを使われた方がいいですよ〜」
とお話ししてきたこともこれを見ていただいてようやくわかってもらえました。

申告書を作成するにあたり、
国税庁が準備・作成を勧めているのが「課税取引金額計算表」

課税取引金額計算表(事業所得用)

課税取引金額計算表(不動産所得用)

左端「決算額」に損益計算書の金額を転記。
各金額を消費税の課税区分・税率別に4種類に細分化してください、
というもの。

不課税・非課税金額はいくらですか?
課税取引のうち旧8%は?
課税取引のうち軽減8%は?
課税取引のうち10%は?

これはあくまでも作成の準備。
申告書の作成はこの計算表が作成できてからのスタートです。

この集計表をご覧になって、
お客様はこれまでの指導内容について
「なるほどね、このためだったのね。」
と仰ってくださいましたが、
表情は納得のものとは程遠く、
憂鬱さそのものでした。

頑張って作成してくださいね!

♦︎編集後記♦︎
今日は予定が詰まっていたのでお昼ご飯を遠慮しましたが、
次回はぜひご馳走になりたいと思います。
お手製の牛肉麺!