大阪マラソンでボランティア

第9回大阪マラソン

12月1日(日曜日)
第9回大阪マラソンが開催。

今回はコースの大幅改訂がありました。
これまでは大阪城公園をスタートし、
南港のインテックス大阪をゴールとする
南北に延びたコース。
今回からはスタート・ゴールともに大阪城公園。
大阪の名所を余すことなく巡るコースとなりました。

大阪マラソンは抽選の縁に恵まれず、
6回申し込んで1回の当選のみ。
今回も落選。

ということで、今回はボランティア参加。
フル・ハーフと数十回の参加を経る中、
ボランティアの支えのありがたみを実感するようになりました。
日頃の感謝のお返しに、
今回は支える側に回ってみました。

サラサラからドロドロへ

担当はゴール後の給水。
大阪城外周に設置された机4箇所で
紙コップに水を注ぎ、
ランナーに配る。
ひたすら注ぎ、配る担当でした。

スタートから2時間15分ほどしてトップ選手が到着。
パラパラと到着する選手に給水担当も
水の手渡しの奪い合い。
しばらくは暇な時間を過ごしました。

ただ、スタートから4時間から6時間にもなると
一気にランナーが押し寄せる。
大阪城外周の道幅は決して広くなく、
細い小道に30,000人近いランナーの帰還。

この日暑かったこともあり、
ランナーは水を、水をと受け取りに来る。
注ぐ・渡すが間に合わず細い小道が大渋滞となりました。

忙しくなるとフッと妄想の世界へ
「血管みたいだな、桶狭間かな。」

給水って何をするの?

給水って水を配るだけなんでしょ?

とんでもございません。

  1. 半ダース入りの段ボールから2ℓのペットボトルを取り出す
  2. ペットボトルの蓋を開ける
  3. 紙コップを箱から出して並べる
  4. 紙コップ半分ほどの位置まで水を注ぐ
  5. 注いだ紙コップを給水机に持っていく
  6. 選手に手渡しする
  7. 段ボールは畳んで資源ごみ
  8. ペットボトルは潰してペットボトルごみ
  9. ペットボトルの蓋はプラスチックごみ
  10. 紙コップは燃えるごみ

私のメインは水を注ぐ担当。
気づけばポケットに溢れんばかりのペットボトルの蓋が。
(開けた後いちいち捨てに行っている暇がなく、
とりあえずポケットに)

最も忙しい時には、
顔を上げている暇もない、
話す暇もない。

大阪マラソンボランティア
もちろん写真を撮る暇もなし、これは到着した友人ランナーがいつの間にか撮っていた

いつもお世話になりました。

2時間15分のトップランナーから、
制限時間7時間のランナーまで。
立ち仕事、休みなく、日陰もなく、
ランナーの給水をしてる一方で我々の給水タイムはなし。

でも、
大変さを感じれば感じるほど、
これまでお世話になったボランティアさん皆さんへの
感謝の気持ちがより大きくなりました。

「お疲れ様です」
「ナイスラン、ナイスファイトです」
「完走おめでとうございます」
「熱い中よくがんばりました」
「身体、ゆっくり休めてください」

最後のランナー到着まで、
心から応援、労う気持ちで迎えることができたのも
日頃から助けていただいていたお陰でしょうか。

今後もランナーとして、
ボランティアとして、
マラソンと関わっていきたいと感じました。